育児ワーク

育児短時間勤務は子供が3歳になるまで!フルタイム復帰タイミングの考え方

子どもが保育園に入り、育児にも慣れ生活リズムが安定してくると、そろそろフルタイムへの復帰も念頭に入ってきます。いつまで時短勤務を続けるのが理想なのか、ほかのワーママはどのようなタイミングでフルタイムに復帰しているのでしょうか。

そもそも時短勤務はいつまで可能なのか?そのような疑問や、フルタイムへの復帰のメリットやデメリットも考慮して、いつまで時短勤務を続けるか考えてみましょう

育児短時間勤務は子どもが3歳になる誕生日の前日まで

時短勤務が法律上可能なのは、子どもが3歳になるまでです。すなわち3歳になる誕生日の前日までをさします。時短勤務は1日の所定労働時間を原則として6時間とする短時間勤務制度を利用できると育児介護休業法で定められています。

フルタイム復帰前に確認!時短勤務のメリットとデメリット

フルタイムに復帰するタイミングは時短勤務のワーママが抱えている大きな問題だと思います。いつからフルタイムに復帰するべきか?そのタイミングを考えるためにも時短勤務のメリットデメリットを自分の中で整理しておきましょう。

まだまだ続ける?時短勤務のメリット

時短勤務のメリットは3つあります。それぞれについて紹介します。

①ワークライフバランスを重視した働き方ができる:時間が限られた働き方ができるため、メリハリのある働き方ができます。フルタイムの人と同じ業務量をこなすことは厳しいですが、生産性高く働くため、能力が向上するケースも珍しくありません。将来的にフルタイムに戻った際に今以上に活躍できるよう準備しておいてもいいように思えます。

②日々かわいく成長していく貴重な赤ちゃん期間をゆっくりと楽しめる:これが大きいと思います。赤ちゃんの成長はとても早いです。1週間の違いで大きな成長を遂げることは珍しくありません。そのような大切な期間を一緒に過ごせることは、ワーママ・ワーパパにとってとても大切なことだと思います。子育てと仕事の両立は大変ですが、子どもが小さい時の時間は二度と戻ってきません。時短勤務で得られた時間を使って、子どもの声をたくさん聞くことができます。

③年金の受給額は減らない:時短勤務になると基本給が下がるため、厚生年金保険料が低下します。それによって将来の年金受給額が減ってしまうように思えます。ただし育児介護の時短勤務の申請をしていれば、特例によりフルタイム勤務時に収めていた保険料と同額を支払ったことと見なされます。結果として将来に受け取る厚生年金受給額が減りません。

フルタイムに復帰する?時短勤務のデメリット

合わせてデメリットも3つ紹介いたします。

①仕事が終わらず同僚に負担をかけてしまい心苦しい:上司・同僚・後輩よりも早く帰ることになります。子育て中ではあるものの、周りにフォローをお願いするケースが続くため、心苦しくなることがあります。当然の権利ではあるものの、周りからの感謝を忘れずに、常にお礼や感謝を伝えるようにすることが重要です。そうすれば周りの方からもフォローしてもらいやすくなります。

②時短分の収入が減る、今後の教育費などを考えると苦しくなる:8時間勤務をこれまでされていた方は、時短により6時間勤務になり、1日2時間・週10時間勤務時間が減ることになります。月で考えると40時間です。その分が収入として減るため、今後のことを考えると時短勤務だけでは生活費が足りなくなる可能性があります。保育園・小学生になったタイミングで教育費が重んでくるため、費用がたくさん発生することになります。例えば、時短勤務で定められている退社時間を超えて残業しても、所定労働時間(1日8時間又は、週40時間)を超えない限りは25%の割増賃金は発生しないのです。

③大きな仕事を任せられずキャリアアップしづらくなる:子供の育児で遅刻早退するワーママはなかなか責任ある仕事を任せられにくくなります。限られた時間で、残業がない仕事を依頼されるため、どうしてもルーチン作業になってしまうのです。子育ての大事な時期ではあるものの、資格やスキルがないとキャリアアップしづらいのが現実です。評価がフルタイム時代より上がる可能性はかなり低くなります。

先輩ワーママは子どもが何歳になるまで時短勤務?フルタイム復帰のタイミングとは

フルタイムの復帰のタイミングは人によって異なります。このタイミングでないと復帰できないという決まりはなく、自分のキャリアとライフスタイル(保育園の送り迎えや、余裕を持った育児・家事など)を照らし合わせて復帰されることが懸命です。何を重視するかを考え、その後にタイミングを考えることが必要になります。いくつか復帰パターンがありますので紹介します。

・3歳の誕生日を機にフルタイム復帰(保育園の保育料も下がる)

3歳になったタイミングでフルタイムに復帰する方がいます。3歳以降は保育園料が下がるため、その部分を延長料金にしてフルタイムに復帰される方もいます。

・周りの視線や仕事が終わらない、給料減や周り人への気遣いなどのデメリットに耐えられず数ヶ月で復帰

ある知り合いのワーママは周りの視線が嫌ですぐにフルタイムに復帰した方がいました。業務が逼迫している部署におり、自分が時短で帰ることで部署自体がうまく回らなくなるという恐怖感情から復帰した方になります。もちろん給料も戻るため結果的にはよかったみたいです。周りの視線が嫌な方は早期復帰もありだと思います。

・会社が認めてくれる期間いっぱいまで

最後は会社が認めてくれる期間全て時短で働かれている方もいます。周りのサポートもあり小学生の低学年まで時短勤務をするパターンです。自身のキャリアなどは一旦置いておき、まずは育児の期間を大切にされる方になります。まずは周りにいるフルタイム復帰した方の話などを聞いてみて、自分のタイミングを考えることがおすすめです。

フルタイム復帰の前に整理しておくべきポイント

  • 自分でやりたい、したいことに優先順位をつける

子どもの送迎、教育、家事、仕事、キャリア、評価、時間、給与など自分の今後の生き方に対して、何を大切にしたいか具体的に書き出してみることをお勧めします。その中で重要視することを3つ決めてみてください。

  • フルタイムに戻した後のパートナーとの家事・育児のシェアの理想像を話し合う

大事なことはパートナーと細かく話し合うことです。今後家族としてどうなりたいかを含め、家事育児の役割を決めることが重要です。ありたい姿から話し合い、具体的な分担まで落とし込めると良いでしょう。大事な事はありたい姿の話し合いから始める事です。

  • パートナー以外のサポート体制(祖父母やファミリーサポートサービス、民間サービスも含む)を考える

ありたい姿をイメージした際に、パートナー以外のサポートがどれだけ必要か考えることも大事になります。互いの両親がすぐに助けを求められない場所にいる際には、民間のサポートが必要になることも増えてきます。親族含め、どのように助けを求められるか話し合うことが重要になります。

育児短時間勤務は3歳以降まで延長できる?

時短勤務をされていると3歳以降も時短勤務が必要だと感じる機会はあると思います。家事・育児含めフルタイムになった際に、生活が成り立たなくなるケースもあります。そのような方はどのようにすればいいのでしょうか。育児・介護休業法で、以下が努力義務として書かれています。

事業主は、小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者について、労働者の区分に応じて定める制度又は措置に準じて、必要な措置を講ずるよう努力しなければなりません。つまり3歳が過ぎても、

  • 育児休業に関する制度
  • 残業の制限に関する制度
  • 短時間勤務制度
  • 始業時間変更等の措置

をすることを事業主に求めています。努力義務のため確実に事業主がしなければいけないことではありませんが、子どもが小学生になるまで育児をしながら働ける環境を整備するようにしなければいけません。もし悩まれている方は人事に相談してみてもいいかもしれません。時短勤務を導入している会社は6割あり、小学生の始期まで利用できる会社は4割弱と言われています。

厚生労働省

まとめ

・時短勤務が法律的にできるのは3歳の誕生日の前日まで

・時短勤務のメリット:ワークライフを重視できる、子どもとの時間をしっかり取れる、年金の受給額が減らない

・時短勤務のデメリット:周りの目が気になる、給与が減る、キャリアアップしにくい

・フルタイム復帰のタイミングは、自分次第。ありたい姿からパートナーとの具体的な役割分担を考え、時期を見据える

・フルタイムに戻る前に、周りの助けや受けられるサポートが何かを確認

・時短勤務は3歳以降も延長可(会社の制度利用か、人事に相談してみましょう)

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