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時短勤務・派遣社員・パートでも有給休暇はもらえる?制度と付与日数を解説

時短で働いていても育児中は子供の検診など、一日仕事を休まなくてはならない事も少なくはありませんね。 そこで気になるには有給の存在。果たして育児時短勤務中も有給は今まで通り付与されるのでしょうか? 時短勤務中の有給の付与条件や付与日数に関して、ご説明いたします。

時短勤務中も有給休暇は変わらず取得できる

結論からお話させて頂きますと、時短勤務でも有給は付与されます。 時短だからと言ってもらえないということはありませんのでご安心ください。 基本の考え方として、有給とは暦日単位で付与されるもの(労働時間は関係ない)であり、所定労働時間が短くなった場合も日数での差分はありません。 下記でさらに詳しく見ていきましょう。

労働時間を問わず週5日勤務であれば有給休暇の日数は変わらない

そもそも年次有給休暇とは、入社から半年経過後に10日が、その後は1年経過ごとに付与される日数が増えていくのが原則であり、時短勤務であっても、労働日数が週5日であればこの原則通り従業員に有給休暇を付与しなくてはなりません。 つまり、時短勤務をしていても付与日数に差はないのです。 ただし、時短によって労働日数が週4以下でなおかつ勤務時間が週30時間未満の場合はパートやアルバイトと同様に勤務日数に応じて有給休暇の日数が決まることになります。これを比例付与と言います。

 参照:労働基準法(有給休暇編)

有給休暇の「有給」は8時間分?6時間分?

有給休暇というのは、働かなかったけれども、その日に対してお給料を払いますよ、ということです。労働基準法第39条第7項では、「所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金」と書いてあります。これを基に考えてみましょう。 ・時短勤務中はそもそもの所定労働時間が短くなっています。 つまり、育児短時間勤務は所定労働時間が6時間になるため、その期間中に年次有給休暇を取った場合の「有給」は、「所定労働時間」分の賃金、短くなった6時間分が支払われる事となります。 ちなみにこの考え方は派遣やパートにも適応されます。

時短ワークの派遣社員やパートさんの有給休暇の日数は?

前項で少し触れたように、派遣社員、パートなど雇用形態を問わず、短時間雇用労働者の有給休暇は認められています。 ただし、下記が付与の要件となります。

  • 6ヶ月以上勤務していること。
  • その間の所定労働日数の8割以上出勤していること。

よくある疑問として、「週5日で20時間しか働いていない」「週30時間未満しか働いていない」場合にどうなるか?というものがありますが、どちらも問題ありません。 繰り返しになりますが重要なのは所定労働日数です。

参照:労働基準法(有給休暇編)

有給休暇の時効と繰越

雇用形態、時短・フルタイムを問わず、有給休暇には時効というものがあります。 有給休暇は与えられた日から2年で時効となります。 与えられた日から1年間で使い切れなかった有給休暇は翌年に繰り越し、新たに与えられた休暇日数に加算しますが、さらに1年間使わなかったときは時効により消滅します。

参照:労働基準法(有給休暇編)

最後に

今回のポイントをまとめます。

  • 時短勤務中も有給休暇は変わらず取得できる。
  • 有給休暇は所定労働日数で換算される。 (労働時間を問わず週5日勤務であれば有給休暇の日数は変わらない)
  • 時短勤務中に取得した有給は、時短分の賃金で支払われる。
  • 要件を満たしていれば時短の派遣
  • パートに関しても有給が付与される。
  • 有給は与えられた日から2年で時効となる。

有給休暇は申請すれば基本的に拒否されることはない制度のため、育児ワーママの強い味方となります。 短時間勤務や派遣でも取得する権利がありますので、胸を張って堂々と制度を活用しましょう。

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